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シベリアニンジン

エゾウコギ・ハリウコギとも呼ばれ、薬用植物で根皮を薬用として用いる

Siberian Ginseng


シベリア人参

1960年代、オタネニンジンと同じウコギ科の植物であることから、旧ソ連の科学アカデミーが、薬用としての研究を開始したとされる。1962年に強壮剤としての使用が承認され、1964年にエキス剤の生産が開始された。 1980年のモスクワオリンピックでは、ソ連がこれを選手団の強化に利用していたとして、話題になった。

PRODUCT


シベリア人参がリンパ管に働きかけ「むくみ」を改善することを発見

成人女性50名を対象とした試験で、シベリア人参エキスには一度の摂取で脚のむくみを顕著に改善する効果があることを発見しました。
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シベリア人参に豊富に含まれる成分「Eleutheroside E（エレウテロシドE）」がリンパ管を強化・機能改善


血管・リンパ管を強化する受容体「Tie2（タイツ―）」を活性化

リンパ管の内皮細胞同士が強固に接着する作用
リンパ管の内皮細胞同士を隙間なくしっかりと接着させることで、漏れにくい安定したリンパ管へ導きます。
なお、シベリア人参のEleutheroside Eには、受容体Tie2の活性化に伴う一酸化窒素の産生により、摂取してすぐにむくみを改善する即効性があることも確認しています。
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GALLERY


実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

「医薬品」と「食品」の両方がある

加齢により毛細血管が機能低下すると皮膚への栄養供給が滞る
むくみ： 紫外線の影響や加齢により皮膚のリンパ管がもろくなると水分や老廃物の排出が滞り、水分が
蓄積し、一過的なむくみを生じる
たるみ： さらにリンパ管の機能低下が進行すると皮下脂肪がリンパ管から漏れ出し、脂肪が蓄積し、長
期的なたるみに繋がる
血管を通じた栄養供給とリンパ管を通じた水分・老廃物の排出が欠かせません。
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漢方医学

シベリア人参は「肝」に働きかける作用があり、普段からストレスが多い人に活用されます。
肝気の巡りの悪さなどを感じさせる症状としては、先の症状の他にも、たとえば、血圧や眼圧の上昇、顔や目が赤い、皮膚や粘膜のトラブル、目が脹る感じ、目の痛み、目ヤニが多い、めまい、耳鳴、頭痛、のぼせ、口が苦い、イライラ怒りっぽい、気分が落ち込む、憂鬱、胸や脇腹の脹痛、ガス、ゲップ、便秘と下痢を繰り返す、不眠などがあります。

有効成分と作用

薬物代謝酵素のCYP3A4やen:CYP2C9に対する薬物相互作用が報告され服用の際は、医師や薬剤師への相談が必要とされている。 刺五加（しごか）または五加皮（ごかひ）という生薬名がある。
抗てんかん薬、ワルファリンへの悪影響や血圧上昇との関連性が認められており高血圧治療中の患者には注意を要する。
 日本では、古くアイヌ民族が民間薬として用いていたが、北海道の開拓を進めた和人はその価値を知らず、棘が固く邪魔な雑草として、見つけると片端から駆除を行っていた。「ヘビノボラズ」と俗称されるほどの嫌われようだった。
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旧ソビエト連邦では1950年代より薬用植物研究所にて研究され、1960年にブレスマン博士が「動物実験によると、シベリア人参が朝鮮人参以上に強壮、強精、疲労回復の効果を示し、また、生物がもっている環境に適応する能力や、体内状態バランスを正常に保つ働き（ホメオスターシス）を高める作用（アダプトゲン作用）を示した」と発表して、世界中で注目されたそうです。1962年には、旧ソビエト連邦保険省はシベリア人参の根から抽出したエキスを強壮剤・医薬品として承認しています（『エゾウコギ　驚異の効用』『ストレスにやさしい生薬のいろいろ』参照